強い寒気流入 都心など各地で雪 西日本は今夜大雪

◆発達中の二つの低気圧が日本列島を挟むように東へ進んだ影響で、東・西日本の広い範囲で9日、雪が降った。関東では茨城や栃木などで積雪を観測したほか、東京都心でも小雪が一時ちらついた。強い冬型の気圧配置が12日ごろまで続く見込みで、西日本の日本海側を中心に大雪になる恐れがあるらしい。奈良公園では雪化粧となり、公園の鹿たちも肩をすくめるほどの冷え込み。広島県内は今冬一番の寒気が流れ込んだ。関東地方で雪が降り、観光名所の箱根の大涌谷も真っ白の雪景色となった。また久しぶりの積雪となった茨城県では水戸市で12センチの積雪を観測した。偕楽園は梅が見頃となっている。関東では今夜にかけて沿岸部中心に断続的に雪が降り続く見通しのようだ。

◆今年の江戸検のテーマは「疾走!幕末・維新〜新選組結成から箱館戦争終結まで」であり、テキストと同時にこのテーマに関する本も読んでいかなければならない。

<今日の江戸学トピック>
◆元禄11年(1698)2月9日、材木問屋紀伊国屋文左衛門が材木運送請負で約50万両の利益をあげました。上野寛永寺の根本中堂造営を請け負ったため。火事の多い江戸では材木の値段が高騰。紀文は山ごと木材を買い占めました。特に幕府の落札価格が民間に比べればはるかに高いことに目をつけ、役人の多額のわいろを流し、工事を独占したのです。

<今日の読書>
 ・ 江戸の町奉行
 ・ 江戸博覧強記①
<今日の勉強>
 ・ 過去問チェック