母の命日。

◆母が亡くなって今日で一年。ちょうど命日になる。手を合わせる。一周忌は済ませたが、墓参りに。

<12月9日生まれの先人の言葉>
樺山資紀(軍人)
 ・薩長政府トカ何政府トカ言ッテモ、今日国ノ此安寧ヲ保チ、四千万ノ生霊ニ関係セズ、安全ヲ保ッタト云フコトハ、誰ノ功カデアル。
●瀬島 龍三(伊藤忠商事元会長)
 ・怒られるうちは、まだ見込みがある。怒られなくなったら終わりだ。
 ・日本の将来を真剣に考えていくと、結局のところ、これからの日本を背負っていく人々に何を残し、何を伝え、どのように教育を施せばよいのかという問題に突き当たります。日本の将来とは教育の問題なのです。
 ・外交とか安全保障問題は、時には世論を超えた高度の立場での判断が必要です。そうでなければ国家は存立しえない。政権は、当時の世論にあまり振り回されてはいけないと思います。
 ・世界二千年の歴史を振り返ると、守りだけでも、攻めだけでも勝利したためしはない。時に守り、時に攻める。ある方面は守り、ある方面は攻めるのである。そのタイミングこそが重要だ。
日下公人(経済評論家)
 ・どんな正確な情報でも、信用されなければ、それまでである。
 ・一生懸命やったらこんな結果になった。調べてみたら、前例がなかった。クリエイティブだということは、後からわかった。そんな感じが本当の創造性である。だから大切なのは創造性ではなく、実は情熱である。

<今日の江戸学>
◆慶応3年(1867)12月9日、王政復古の大号令が薩摩・土佐・広島など藩兵が御所のすべての門を固めるなか、出されました。15代将軍徳川慶喜大政奉還をうけ、国の新たな組織づくりが求められるなかでの、断行された討幕派のクーデター。幕府、摂政、関白が廃止され、代わって総裁、議定、参与を設置。天皇のもと、公家・諸大名・藩士による新政権の樹立が宣言されました。今日は王政復古の大号令から150年。