一人一人が感染しない、させないという意識で行動を変えていかない。密閉、密集、密接の『3つの密』を避けることを常に意識すべき。

〇店を閉めたり営業時間を短縮したりして人と人とが接触する機会を減らすのは、感染拡大を防ぐ高い効果が望めるが、ただ、日中に大勢で飲食店に入って大声で会話したりすれば、全く意味のないものになってしまう。一人一人が感染しない、させないという意識で行動を変えていかないと効果が出ない。「飲食店を利用する際は、なるべく1人か少人数で短時間での利用を心がけ、食べるとき以外は飛まつが飛ぶのを防ぐために、なるべくマスクを着ける。食料品や医薬品を買う場合も店内では周りの人と2メートル以上の距離を保って15分程度にとどめるなど、密閉、密集、密接の『3つの密』を避けることを常に意識して行動していきたい。

〇東京都内で新型コロナウイルスの感染が急速に広がる中、小池知事は10日、記者会見を開き、都が休業を要請する6つの業態や施設を公表した。

具体的には、
▼遊興施設など
▼大学や学習塾など
▼運動や遊技のための施設
▼劇場など
▼集会や展示を行う施設
▼商業施設の6つの業態や施設です。

一方、社会生活を維持するうえで、必要な施設として居酒屋を含む飲食店が含まれていますが、これについて小池知事は「夜間の外出自粛を求めている観点から、朝5時から夜8時までの間の営業を要請し、酒類の提供は夜7時までとすることを求めていく」と述べ、休業は求めないものの、適切な感染防止の対策や営業時間の短縮などの協力を要請した。