久しぶりに温かい日である。

◆東京青梅、伐採前に見納めの“梅まつり”。梅の名所として知られる青梅市では木を弱らせるプラムポックスウイルスの蔓延に歯止めが効かなくなり残る1200本余りの梅の木の伐採が決まった。今年で見納めになる梅祭りを見るため多くの人が集まっている。

◆今朝から畑作業。大根。かぶ。ホウレンソウ。小松菜の種をまく。目が出ることを楽しみにして、週末農業に取り組んでいきたい。母親の介護の傍らであり、どこまでできるかが心配であるが。これから陽気が良くなるとともに、草取りが心配である。

◆2014年3月16日放送 8:00 - 9:54 TBS「サンデーモーニング」より
滝本沙奈 浅井慎平 水野真裕美 寺島実郎 幸田真音 橋谷能理子 岸井成格 関口宏 タケ小山 大崎麻子
①小松法制局長官の発言 自民党からも批判の声
 4日の参院予算委で、共産党小池晃副委員長が「安倍政権の番人」と述べたことがきっかけで、共産党・大門議員と二度に渡り口論を繰り広げた内閣法制局小松一郎長官。11日の予算委では、法制局長官としての立場を超え、安倍総理の意向や政府の法案提出の方針にまで踏み込んだ答弁を行い、自民党内からも不快感が示され、高市早苗政調会長は「与党としては心外」と述べた。さらに13日の参院外交防衛委では、何度も静止する委員長を無視するように答弁を続けた。立場を超えた答弁が波紋を呼んでいる小松一郎内角法制局長官。これまで政府では集団的自衛権の行使について有識者会議の結論が出てから対応を検討するとしていたが、これについて13日の参院外交防衛委員会で小松氏は、「内閣法制局内ですでに議論を始めている」と明言。民主党福山哲郎議員はこの発言について「大問題ですよ」などと述べた。こうした発言を受けて、社民党吉田忠智党首ら野党からは小松氏の辞任を求める声があがった。しかし安倍総理は「立派に仕事をやり続けていただきたい」と話し、小松氏も「(辞める気は)まったくない」と発言。また、集団的自衛権の行使容認をめぐって自民党脇雅史参院幹事長は「十分な議論が尽くされていたかといえばそうでもないという意見の方もいる。現時点でもう一回議論をしていこうと」と慎重な姿勢を見せた。その一方で政府は、NSCを開き、武器輸出三原則に代わる武器装備移転三原則の原案をまとめ、与党内での協議をスタートさせた。武器輸出三原則は海外への武器輸出を原則全面的に禁止だが、武器装備移転三原則では日本の安全保障につながる場合など一定の条件を満たせば輸出可能になる。
 スタジオトークでは、日本国憲法国民主権、平和主義、基本的人権の尊重のもと、それらを下で支える武器輸出三原則などの理念や解釈が戦後築かれてきた。安倍政権は、戦後レジームからの脱却を訴え、外交・安全保障について積極的平和主義を掲げ、特定秘密保護法や日本版NSCの設立など様々な見直しを行っている。この一週間は、武器輸出三原則について、新たな原則をまとめ、3月中には閣議決定を行いたいとしている。寺島実郎は「ウクライナ情勢を巡って万一アメリカとロシアが軍事的衝突をしたら集団的自衛権の意味が変わってくる。アメリカの戦争に限りなく巻き込まれることになる。我々はこの考えに対して立ち止まらなければいけないことを日本人は考えるべき」などとコメント。浅井慎平は「議論を尽くさなければいけないのにすぐに変えていく流れは心配」などとコメント。寺田真音は「なぜこんなに急ぐのか。国民みんなのものなので、不安を取り除くことが政治家の義務。なし崩しにどんどんいっている感じが非常に怖い」とコメント。大崎麻子は「現在の環境を考えると武器輸出三原則と集団的自衛権の行使は非常に重要な問題。議論を尽くさなければならない」とコメント。岸井成格は「これを変えようということは戦後の平和憲法を中心とした国のあり方を変えようとしている。だからといって解釈を変えるのはやり方を間違っている。小松長官の発言は問題がありすぎる。辞任すべき」などとコメントした。
②風をよむ
 発生から3年を迎えた東日本大震災。被災地に対する世間の関心が「低くなっている」と感じる人は73%。また、震災から3カ月後の世論調査では、原発廃炉推進へ賛成が82%だったが、原発再稼働へ向けた動きが加速している。さらに、震災発生の年には人と人との絆の大切さに気付かされ、「経済的な豊かさ」より「心の豊かさ」を大切にしたい気持ちが強くなった人が43%だったが、ここ最近は景気回復の歓迎ムードが漂っている。震災の風化が懸念されるとともに、失望や不快感、理不尽さを感じるような出来事が日本社会で相次いで起きている。寺島実郎は「偏狭で未熟な自己主張を目の前にしている。常に外の広さと内側の深みに謙虚でないと流される。それを大人が身を持って示さなければいけない」とコメント。浅井慎平は「人の値打ちや命に対する誇りを人々が持たなくなった。プロセスより結果を求める社会にアジャストすることで成功すると勘違いしてしまう時代が作り上げられてしまう」などとコメント。寺田真音は、「今回取り上げた人たちは自分が悪いことをしているという自覚がない。情報があふれている時代の中で、深く掘り下げて判断力や思考などがないがしろになっている」などとコメント。大崎麻子は「若い世代が展望を持てる社会を作っていくことが世界でも議論されているので、日本もそこを目指していく」などとコメントした。

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<本の紹介>
・小松菜と江戸のお鷹狩り―江戸の野菜物語http://d.hatena.ne.jp/asin/4779114071
・天佑なり 下 高橋是清・百年前の日本国債http://d.hatena.ne.jp/asin/4041104750
・平和日本はどこへ [政治編]~戦後レジームは悪いかhttp://d.hatena.ne.jp/asin/4562041277
財務省の階段http://d.hatena.ne.jp/asin/4048742345
・武器輸出三原則 (学術選書65)http://d.hatena.ne.jp/asin/4797258659

<今日のトラックバックhttp://d.hatena.ne.jp/the-guppys/20140305/1393995829


<昨年の今日>http://d.hatena.ne.jp/ks9215/20130316/p1