今日から12月。曲亭馬琴。今年の流行語大賞は「インスタ映え」と「忖度(そんたく)」。

◆今日から12月。夕方本社へ業務報告。
◆1年前の今日のブログ http://d.hatena.ne.jp/ks9215/20161201

<今日12月1日生まれの江戸時代人>
曲亭馬琴(きょくてい ばきん、明和4年6月9日(1767年7月4日) - 嘉永元年11月6日(1848年12月1日))は、江戸時代後期の読本作者。本名は滝沢興邦(たきざわ おきくに)で、後に解(とく)と改める。代表作は『椿説弓張月』『南総里見八犬伝』。ほとんど原稿料のみで生計を営むことのできた日本で最初の著述家である。
 作品において「曲亭馬琴」と明記されるのは寛政5年(1793年)の『花団子食気物語(はなよりだんごくいけものがたり)』に付された、山東京伝による序においてである。馬琴自身は「曲亭馬琴」の筆名について、「曲亭」は『漢書』陳湯伝に「巴陵曲亭の陽に楽しむ」とある山の名、「馬琴」は『十訓抄』収録された小野篁(野相公)の「索婦詞」の一節「才馬卿に非ずして、琴を弾くとも能はじ」から取っていると説明している。

<今日の江戸学トピック>
◆寛政9年(1797)12月1日、林家の家塾湯島聖堂が幕府直轄の「昌平坂学問所」になりました。孔子の出身地「魯国昌平郷」にちなみ、通称を「昌平坂学問所」。老中松平定信の文教政策の一環。上野で始まり、5代将軍徳川綱吉により湯島に移転した湯島聖堂。直轄することにより学問所を最高学府と位置づけた。幕臣のエリートを養成することを目的とし、朱子学以外の学問を講じることを禁じました。入学できるのは幕臣とその子弟に限られました。
◆4代将軍徳川家綱・5代綱吉の時代に禁止された殉死。江戸中期の随筆『明良效範』によれば、武士の殉死には3種類あったという。「義腹」は主君への純粋な忠義により切腹すること。「論腹」は体面や立場上、やむを得ず切腹すること。「商腹」は子孫の栄達を願う損得勘定から切腹することだとか。

<十干十二支について>
◆十干
 甲、乙、丙、丁、戊、己、庚、辛、壬、癸
◆十二支
 子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥

 十干の読み方も
 「こう、おつ、へい、てい、ぼ、き、こう、しん、じん、き」だけでなく、「きのえ、きのと、ひのえ、ひのと、つちのえ、つちのと、かのえ、かのと、みずのえ、みずのと」の読み方もある。
 ちなみに2018年来年の干支は、「戊戌(つちのえいぬ)」である。

◆「2017ユーキャン新語・流行語大賞」の年間大賞とトップ10が1日に発表され、年間大賞は「インスタ映え」と「忖度(そんたく)」に決まった。
【年間大賞】「インスタ映え」「忖度(そんたく)」
【トップ10】「35億」「Jアラート」「睡眠負債」「ひふみん」「フェイクニュース」「プレミアムフライデー」「魔の2回生」「○○ファースト」※50音順