2016-01-01から1年間の記事一覧

王政復古の大号令

<江戸トピック> ◆慶応3年(1867)12月9日、徳川15代将軍慶喜の大政奉還を受け、倒幕派が徳川家の政権からの一掃を狙った王政復古の大号令を発しました。薩摩・土佐・広島などの藩兵が御所のすべての門を固めるという厳戒体制のもと行なわれた倒幕派による…

「今すぐ」やる。そして、12月8日は、日本軍によるハワイの真珠湾攻撃の日。

◆「最短で結果が出る超勉強法」(荘司雅彦著・講談社) http://www.amazon.co.jp/%E6%9C%80%E7%9F%AD%E3%81%A7%E7%B5%90%E6%9E%9C%E3%81%8C%E5%87%BA%E3%82%8B%E8%B6%85%E5%8B%89%E5%BC%B7%E6%B3%95-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BEBIZ-%E8%8D%98%E5%8F%B8-%E9%…

養生所を開設。蒲生君平、そして幸村と大助の供養碑。

<今日の江戸学トピック> ◆享保7年(1722)12月7日、徳川8代将軍吉宗が幕府の小石川薬園内に養生所を開設。前年設けられた目安箱が発端。この年の正月に小石川伝通院の町医小川笙船が貧民のための施薬院の設立をうったえ、南町奉行大岡忠相の審査の結果、実…

黄門忌

<今日の江戸学トピック> ◆今日は黄門忌。元禄13年(1700)12月6日、水戸2代藩主徳川光圀が亡くなりました。73歳。徳川 光圀(とくがわ みつくに)は、常陸水戸藩の第2代藩主。「水戸黄門」としても知られる。水戸藩初代藩主・徳川頼房の三男。徳川家康の孫…

甲州道中

<今日の江戸学> ◆甲州道中 甲州街道(こうしゅうかいどう)は、甲斐国(山梨県)へつながる道。江戸幕府によって整備された五街道のひとつ。江戸幕府によって整備された五街道の1つとして、5番目に完成した街道である。江戸(日本橋)から内藤新宿、八王子…

最後の将軍誕生

◆慶応2年(1866)12月5日、7月の徳川14代将軍家茂の病没を受け、この日、慶喜が征夷大将軍に任じられました。慶喜は水戸藩主斉昭の7男。一橋家を継ぎ、14代将軍候補となりますが、井伊直弼より一時隠居して謹慎(安政の大獄)。その後政局の変化で、将軍後見…

12月4日、幕府天文方高橋景保が世界地図の作成に。

◆とうとう通算1790日・1790日継続中になった。あと10日すぐに通算1800日・1800日継続中を迎える。そろそろ連続記録は年内で終わりにすることになろう。残念であるが、、、。已む得まい。仕事は別として、私の目標はまず第一に江戸検1級合格である。仕事外の…

シーボルト事件

<江戸学トピック> シーボルト事件(シーボルトじけん)は、江戸時代後期の1828年に起きた事件。1825年には異国船打払令が出されており、およそ外交は緊張状態にあった。文政11年(1828年)9月、オランダ商館付の医師であるシーボルトが帰国する直前、所持…

島原の乱

<江戸学トピック> ◆島原の乱 寛永14年(1637)12月3日、天草・島原一揆勢が原城址に入城。これは10月末から九州島原半島南部、天草諸島を中心に続いているキリシタン農民による一揆、島原の乱。(島原の乱(しまばらのらん)とは、江戸時代初期に起こった…

千疋屋

◆創業が江戸時代で現在まで続く老舗も多い。その中には千疋屋も。千疋村(現越谷市)で とれた水菓子や野菜を江戸で売るために 日本橋葺屋町に看板を揚げたのが始まりである。その当時の歴史をみると、1834年(天保5年) 武蔵国埼玉郡千疋の郷(現在の埼玉県越…

細川忠興

<今日の江戸学トピック> ◆正保2年(1645)12月2日、細川忠興が亡くなりました。83歳。細川忠興は、父幽斎とともに織田信長、豊臣秀吉に仕え、関ヶ原の戦いでは東軍につき、豊前豊後の大守となり、豊前中津藩(大分県)藩主(30万石)となったのち、豊前小…

秩父夜祭

◆世界文化遺産への登録が決定した日本の「山・鉾・屋台」行事。なかでも三大曳山祭といえば、京都の祇園祭・岐阜の高山祭・埼玉の秩父夜祭。寛文年間(1661〜72)に曳山が始まったという秩父夜祭の山車を展示する秩父まつり会館。山車行列と冬の花火が有名な本祭は今…

十干十二支について

◆十干 甲、乙、丙、丁、戊、己、庚、辛、壬、癸 ◆十二支 子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥 十干の読み方も 「こう、おつ、へい、てい、ぼ、き、こう、しん、じん、き」だけでなく、「きのえ、きのと、ひのえ、ひのと、つちのえ、つちのと、か…

今日から12月。

◆今日から12月です。今月中旬には採点結果が来る。不合格であることは理解しているが、その現実を見るのはショックかな。もしかしてというかすかな期待もないのが不思議である。不思議なくらい不合格であるとわかっているからであろう。それをみて、どうこう…

馬喰町公事宿、宿屋飯盛、そして三笑亭可楽(初代)

<今日の江戸学トピック> 1. 公事宿(旅人宿)が多かったのはどこですが。・・・馬喰町、小伝馬町 公事宿(くじやど)は、公事訴訟や裁判のために地方から来た者を宿泊させた江戸時代の宿屋。公事人宿・出入宿・郷宿・御用宿とも呼ばれた。「公事宿」という名…

今日の江戸検は。

◆「日本の歴史」18巻へ。田沼時代から松平定信登場。飢饉等もあり、幕府の苦闘の時代へ。そして19巻で幕末へ。ようやく江戸時代の通史が一通り終わる。また、横断的に江戸時代ものを読み込むつもり。今日古書店から10冊を購入。購入だけでは意味がないので、…

江戸検の勉強も本格化へ

◆日本の歴史」17巻も読了。明日から、18巻へ。また博覧強記への過去問チェックも。少しづつペースを上げていきたい。勉強時間も増加へ。そういえば、歴史を読んでいて、様々な人物、出来事に関心が強くなる。まさに、今までの勉強不足を痛感する。ともかく、…

「博覧強記」が最も大切。

◆江戸検受験勉強(その2) 「博覧強記」が最も大切であり、合格するためには、ここがポイントではないか。一級の出題範囲は、公式テキスト上級編『江戸博覧強記』より約5割+“今年のお題”より約2割を出題となっており、合格基準は得点80%以上で一級合…

銀座

<今日の江戸学トピック> ◆銀座 江戸時代以前、現在の丸の内から日比谷にかけては日比谷入江と呼ばれ海になっており、その東には隅田川の運んできた砂によって江戸前島という砂州が形成されていた。その先端が現在の銀座にあたる。江戸前島は銀座付近にあっ…

松平 乗邑

<今日の江戸学トピック> ◆松平 乗邑(まつだいら のりさと)は、江戸幕府の老中。肥前唐津藩第3代藩主、志摩鳥羽藩主、伊勢亀山藩主、山城淀藩主、下総佐倉藩初代藩主。大給松平家宗家10代。元禄3年(1690年)、藩主であった父乗春の死により家督を相続す…

海雲寺

<今日の江戸学トピック> ◆海雲寺とは 品川と聞くと都心のイメージが強いが、実はたくさんのお寺がある地区でもある。その中でも、有名な寺の一つが海雲寺である。東京都品川区にある曹洞宗の寺院。品川で江戸時代からかまど(竈)の神様、台所の守護神として…

乱読でも読書量を増やす。

◆江戸検受験勉強(その1) 今回の受験の経験から、江戸検が要求してくる知識情報は半端ではなく、相当勉強しないと合格しないことに気づいた。知識情報量を増やすため、本は数多く読む必要があると痛感している。まず、テーマ問題が出題されない今こそ、江…

平賀源内の生涯(再掲)

<今日の江戸学トピック> ◆波乱万丈の人生の平賀源内(1728-1779.12.18)の生涯 江戸中期の博物学者・作家・画家・陶芸家・発明家。あらゆる分野に才能を発揮した日本のダ・ビンチ!本名、国倫(くにとも)。高松藩足軽白石良房の三男。24歳の時に藩の命…

再び、佐久間象山について

<今日の江戸学トピック> ◆佐久間象山・・・幕末、一貫して開国論を唱え続けた天才・自信家 佐久間象山は元治元年(1864)7月11日夕刻、京都三条木屋町で刺客、肥後藩士・河上彦斎(幕末の四大人斬りの一人)に暗殺された。享年54歳だった。象山は当時でも…

絵島生島事件(再掲)

◆絵島生島事件は、正徳4年(1714)に起きた。正月14日、7代将軍徳川家継生母月光院に仕えるお年寄り絵島は増上寺の前将軍家宣の文昭院霊廟)に代参した。なお、家宣は正徳2年10月14日に亡くなっていたので、14日は月命日であったわけです。本来は月光…

来年の江戸検に向けて。

◆11月中旬から進めているが、今日の勉強は。 ①現在のところ、まず本を読むことを中心に。 ・日本の歴史(中公文庫)13巻から19巻を読み込んでいる。まず、通勤時間等中心に読み込んでいる。その日のうちに、帰宅後、その読み込んだページにマカーを引き、再…

佐久間象山の提言

<今日の江戸学トピック> ◆天保13年(1842)11月24日、幕末、一貫して開国論を唱え続けた天才・自信家である信濃松代藩の佐久間象山が防衛に関する調査報告書「海防八策」を同藩藩主で江戸幕府老中の真田幸貫(ゆきつら)に上申。象山は洋学に理解がある開…

江戸は54年ぶりの11月の初雪。

◆今朝から、お江戸は、54年ぶりの11月の初雪。そして、観測史上、11月には初めての積雪。11月の初雪は東京都心・横浜市・甲府市では54年ぶり、都心での積雪観測は初めて。関東甲信では山沿いを中心に大雪となり、午後6時の積雪では長野県軽井沢町で21cm、山…

葛飾北斎

<今日の江戸学トピック> ◆葛飾北斎 葛飾北斎は江戸時代に活躍した浮世絵師で、とりわけ後期、文化・文政期を代表する一人。森羅万象、何でも描き生涯に3万点を超える作品を発表。版画のほか、肉筆画にも傑出していた。さらに読本、挿絵芸術に新機軸を見い…

講武所。

<今日の江戸トピック> ◆講武所(こうぶしょ)は、幕末に江戸幕府が設置した武芸訓練機関である。講武所はペリー来航による危機感から幕府が設けた「武の英才教育機関」。諸役人、旗本・御家人、およびその子弟が対象で、剣術をはじめ、洋式調練・砲術などを…